諦念で何も解決しなかった二人で 荷造りする昼日中
生きている花束を見た わからないかなしみが 君にもあるのかな
大きな庭を駆ける犬たち もし人が留守するときは 未来を見てる
近景に稲穂の揺れている町を 見ながら病院まで歩いてる
すやすやの魔法を待っている わたしひとりの夜のさみしい広さ
人生に夢を見るとき 吹く風にも強いスカーフを 巻いている
休みの日のわたしみたいに ひとしきり嘆いているような 鳥の声
宝石が支えてくれている気力から 生まれる約束もいいよね
夕焼けを眺める人の目の中に 抜け道があるかもしれないよ
窓際で大きな犬が見つめてる雨の 全速力のはじまり
意味のない歌詞なら いくらでも聞ける わたしの弱い心のために
詩
俳句
川柳
短歌
アフォリズム
全種類